ものづくりを巡る旅  ~スリランカ&インドネシア~

ものづくりを巡る旅 ~スリランカ&インドネシア~

8月16日~9月13日、
約⁡1ヶ月にわたってものづくりと自然を巡る旅をしてきました。

今回の旅で巡ったのは、
スリランカとインドネシアのバリ島。
潮風が心地いい常夏の南の島々です。

ヤシの木揺れる美しい自然に
サーファー達が思い馳せる青く輝く美しいビーチ。

今回はそんな南の島で出会ったナチュラルファブリックのバックやピースフルなジュエリーをセレクトしてきました。

インドネシアの旅で訪れたサーフポイントのビーチ


1カ国目の目的地はSri Lanka。
インド洋に浮かぶ小さな島国の名の由来は、シンハラ語で「聖なる光輝く島」。
その名の通り、美しい大自然が島中に広がり、島の中心部には仏都が栄え、信仰深い国としても知られています。

1970年代前半までは、ヨーロッパの領地としてセイロン島と呼ばれ、街中にはヨーロッパの面影も感じることができます。


小さな島国ですが、地域によってガラリと印象は変わります。
東海岸の小さなサーフタウン近くでは、ヤシの木など亜熱帯の植生にゾウやクジャク、ジャッカルが道を歩き、ここはアフリカなのかと思うような不思議な感覚。

スリランカの野生のゾウ

島の中心部にあたる山岳地帯は気候がガラリと変わり涼しい風に高山植物、山登りをしに来る観光客も多くいるそう。

そして⁡スリランカは、世界屈指の紅茶の生産国。
山岳地帯では美しい紅茶畑が広がり、紅茶畑で働く女性たちの姿を見ることができます。
どこを歩いても一面に紅茶畑が広がり、クラシカルな列車に乗って紅茶畑を横目に移動するも楽しいひとときでした。

スリランカの列車

スリランカの列車から見える紅茶畑


そんな様々なバックグラウンドが混ざり合うこの島で出会ったのは、
Pan bagと呼ばれるナチュラルファブリックのトートバック。
南の島特有の植生から生まれた伝統的なスリランカのフォークアートです。
葦やヤシの木の葉を天日干しをして乾燥させ、編み物のように編み込んでいきます。

メインは素材そのものを生かしたナチュラルのカラー。
鮮やかなカラーには、木の葉や、果物、花の汁などの天然染料を使用しています。

スリランカの職人が作るナチュラルファブリックのバック

 

作ってくれたのは、プラスチック製品の代わりに自然から作られたものづくりを広めたいと想いを持つ女性職人さん。

英語があまり話せない彼女の代わりに可愛いお孫ちゃんが通訳をしてくれて、
ほっこりとする楽しい買い付けでした。

 

スリランカの女性職人さん

 

2カ国目はインドネシアの島々の1つのバリ島。


伝統芸能に歴史ある寺院が数多く残り、
島独自のカルチャーが根付くこの島は、
1970年代にサーフポイントが開拓されてから、
多くのサーファーが波を求めて旅する場所。

山岳部には田んぼも広がり、美しい田園風景も。

インドネシアのバリ島の田園風景

そんなバリ島で出会ったのは、
長くバリ島のフォークアートとして根付くアタやラタン、藁を使ったバック。

アタとはインドネシアに自生するシダ科の植物で、インドネシアでは雑貨などでも使われ馴染みのある素材です。
アタバックは、自然に寄り添った昔ながらの生活が今なお続いているバリ島東部にある村の職人さんが作っています。数日かけてアタを編み物のように編み込み、様々な工程を経て出来上がるバックは耐久性が強く、数十年先でも使えるそう。
また、制作過程にバックを燻す工程があるそうで、アタバックからはほんのりと燻製のような匂いが。これは、天然の防虫効果ともなるそうです。



自然から職人の手によって作られるバックたちは美しく、多くの旅人が手に取る手工芸

ウェスタンカルチャーと交差し、トラディショナルなデザインからモダンなデザインなど様々なデザインのバックが製作されている中、Mellowsはシンプルでありながらヴィンテージと馴染むデザインを厳選してセレクトしました。

インドネシアの職人作ったアタバック

また、もう一つのセレクトしてきたアイテムは、
ローカルガールたちがデザインするピースフルでポップなアクセサリー。

バリ島の自然やハッピーな気分からインスピレーションされてデザインされたチョーカーは、とにかくカラフル。フラワーモチーフやフルーツ、動物たち、様々なモチーフが隠れています。
明るい笑顔を見せる彼女たちからエネルギーをもらえるような、見ているだけでもワクワクするようなデザイン。

様々な素材のパーツがミックスされていますが、ガラスのパーツは全てリサイクル素材となっています。


ローカルメイドのヒッピーライクなチョーカー

 

旅で出会ったナチュラルファブリックのバッグやチョーカーは、
こちらからご覧いただけます。
ぜひMellowsの旅を感じてみてください。

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